おでこ植毛

おでこの植毛で毛が抜けにくくなる

男性の髪型で気になりやすいのが、おでこが広く前髪が後退してしまっていること。
これは男性ホルモンであるテストステロンによる影響が強く、前頭部や頭頂部にある5αリダクターゼという酵素と結びついてしまいジヒドロテストステロンに変化。
これが髪の毛乳頭にあるレセプター(受容体)と結合してしまうことで髪の成長が止まり、未発達なまま抜け落ちてしまうようになり、おでこがどんどん広くなっていくのです。

このおでこ部分の薄毛は、植毛で解決することが可能です。
植毛しても男性ホルモンの影響で変わらず落ちてしまうのでは…なんて思ってしまいがちですが、そういった心配はありません。
どうしてかというと、自毛自殖で移植する髪は、ドナー自身の後頭部や側頭部の毛髪であり、ここには脱毛を促進するレセプターがほとんど存在しないからです。
移植した髪がおでこに生えている髪とおなじ性質に変化することなく、定着すればそのままずっと生え続ける事になるのです。

ただし、おでこに植毛する際には、不自然な感じにならないように注意しなければいけません。
多くの人が生え際は少しM型(富士額)になっているので、密度やバランスに気を付けて配置。
おでこ周りは人の視線に入りやすいので、やりすぎはNGなのです。

おでこへの植毛の成功は医師の技術にかかってる

おでこへの植毛ですが、一般的には500本程となっています。
広い人の場合では1,000本以上の植毛をすることもありますが、おでこはなかなか定着しにくいことからも、あまり多くの本数でおこなうことはありません。

では、おでこへの定着率はどれくらいなのでしょうか?
一般的には80~90%といわれています。

高くもなく低くもないとんとんな数値ですが、もともとおでこは髪の毛が生えていない部位ですから、血液の流れが悪くなっている事からも抜けてしまいやすいのです。
抜けやすいだけに高密度に植毛したほうがいいという考え方もありますが、逆に高密度にすると抜けやすくなる…といった考えもあり、おでこの定着率の悪さからも、医師の植毛技術の良し悪しがわかるとさえいわれているのです。

しかも、おでこへの植毛は、植毛した部分の皮膚がでこぼこする「ピットスカー」という副作用の心配もあります。仕上がりの良し悪しも医師の技量によるところが大きいので、できるだけ症例数の多いクリニックに任せるのが安心です。

そして、おでこへの植毛は不自然さが出てしまう事もあるので、グラデーション植毛の有無なども重要。
ただ髪を増やすのではなく、自然な形にデザインする力も大事なのです。

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